「ボートは楽しい」、この思いのためにボートを漕ぎ続けている。
ではどの瞬間に「楽しい」と感じるのだろうか?
それは、「勝利」した時。
勝った瞬間、全てが報われる。ハードな練習も。悩んだ時間も。それに至るプロセスも。
「勝利」が楽しくてボートを漕いでる。一人じゃなくてみんなで漕いでる。
それが漕手だ。
部活というと練習がきつくてしんどいといったイメージがあるかもしれない。
しかし、岡大ボート部はそれだけではない。
もちろん真剣に練習に打ち込む時間もあるが、それ以上に自分たちで楽しむ時間がある。
仲が良いという言葉では表現できない、部員同士の一体感。
ときにぶつかり、ときに励ましながら成長しあう。
勝利のために誰もが必要とされ、互いを高めあう場所がここにある。
ボートの経験がない、ましてやスポーツをしたことがない。
その心配は必要ない。ボートは自分の努力がそのまま実力に反映される。
これからどれだけ自分が考えたか、どれだけ本気でトレーニングしたかがあとで喜びとして必ず戻ってくる。
「新しい挑戦がしたい」と思えるものが、ここにはある。